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中央公民館
2020.5.16

緑のメンテナンス

中央公民館の2階と屋上には緑地スペースがあります。
こちらは草が伸びてくるので定期的にメンテナンスが必要です。
植えられている植物はセダム属という万年草の一種で、乾燥に強い野草です。
寒暖の差にも強く、雨の少ない季節でも手入れをしなくても育つ屋上緑化に用いられる代表的な植物だそうです。

陽気も良いこの季節は草むしりにぴったりという事で久しぶりに職員がメンテナンスを行いました。

程よい雨と、良く晴れた日が続いたこともあって伸び放題だった荒地…もとい緑地もすっかり綺麗に整いました。
2階 201学習室、202学習室の前にあるスペースも伸びた植物は刈り取りすっきりしています。

 

こちらは屋上の緑化スペース。
目の前には武庫川が流れ、さわやかな風が吹いてきます。
初夏ではあるものの、風が強い日などはまだ肌寒い事も多いですが、とても気持ちの良い季節ですね。

屋上緑化の観点から設置されているスペースですので、ヒートアイランド現象の緩和や
強い太陽光による熱を断熱対策として機能してくれているようです。

コストや管理面の関係上、花壇とする事は難しいのが残念な所です。
今はすっかり刈り取られたセダムですが、また次に屋上に上がる頃にはまたすくすくと成長している事でしょう

セダムには「静寂、穏やか、落ち着き」という花言葉があるそうです。
耐え忍ぶように石に張りついて成長する頑丈で健気な姿から、「静寂」や「穏やか」といった花言葉がつけられたと考えられています。
新型コロナの影響で世界中の人々が耐える生活を余儀なくされている中、ストレスを抱えている方も多い事と思います。
セダムの花言葉のように耐え忍ぶ間も穏やかさを忘れずに日々を過ごしたいものです。
世界が落ち着きを取り戻せる日が少しでも早く訪れる事を願っています。


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