🦖こうみんかん折り紙教室 恐竜折り紙に挑戦!を開催しました
9月28日(日)3階造形室にて「こうみんかん折り紙教室 恐竜折り紙に挑戦!」を開催しました!
会場となった3F造形室には、今回の講師を務めてくださる折り紙作家の加茂弘郎先生、田中國太郎先生(おふたりとも日本折紙協会認定講師)の作品も多数展示されました。
どの作品もクオリティが高くてびっくり😲!
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作品単体はすべて1枚の折紙から作られていて、折紙の大きさを変えて同じものを作ることでパンダや亀のようなコンビネーション作品として展示できます。
技術の高さだけでなく、ポーズもよく考えられていて愛嬌も感じられるのがすばらしいんですよね。見られた方は皆「すごい!」「かわいい」と感嘆の声を上げていらっしゃいました😊
午前の部を担当されたのは田中國太郎先生。初級編としてベビーレックスとアパトサウルスの折り方を伝授していただきました。
まずは基礎となる折り図を読むための記号と折り方のレクチャーをしていただきます。
折り図だけを頼りに折ろうとすると結構骨が折れるのですが、実際の手の動きを見せてもらうことでよく理解できますね。
ひとつめのお題はベビーレックス。加茂先生が各テーブルを廻ってサポートしてくださいます。
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ベビーレックスは全16工程。初級編とはいえなかなかの難しさでしたが、この講座の受講資格:「折り鶴が折れること」をクリアして来られているみなさんだけあって、全員しっかりと完成させておられましたよ♪😊
初級編のふたつめのお題はアパトサウルス。同じ初級編でも全33工程と手数が増え、折り方の難易度もまた少し上がります。
最初の難関はここ。第13工程目に登場する「沈め折り」。この目のマークが出てくる箇所はもれなく難関です。これぞ魔の13工程目・・・笑
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折り目をしっかりめにつけて、開きながらグーッっと押し込む折り方。これは折り鶴では出てこない技法です。
2人の先生の手厚いサポートを受けながら難所を幾度と乗り越え、みなさん根気よく折り進めていかれます。
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みなさんが頑張って完成させた作品がこちら!
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複数作って並べるとストーリーが立ち上がってきます。
折紙作品にはこうした構図を考えて撮影する楽しみもあるんですよね~😁
午後の部を担当されたのは、この講座でお題にしたすべての作品を考案された加茂先生。
ステゴサウルスで難易度がまたぐっと上がり全47工程の難題です。
午後の部に参加されたのがさすが腕に覚えのある中級者だけあって、みなさんサクサクと折り進めていかれます。慣れている方は机に置かずに手を宙に浮かせた状態で折っていかれるんですね。すごい・・・😲
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それでも難しい箇所がいくつも登場するので、先生方がマンツーマンでレクチャーに走ります。
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何筋かの折り目付けたうえでの引き出し/差し込みの作業が続くため、先生の手の動きを近くで見せてもらいます。
中級編ではピンセットを使う工程まで登場!
47工程を完走したみなさんの作品がこちら!
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満面の笑顔でピースをいただきました!
アンケートでは「難しかった」の評価が多かったものの、満足度の項目ではほとんどの方が「満足」にチェックを入れてくださり、「楽しかった!」との書き込みが多くみられました。
「今後の折紙講座で折ってみたいもの、挑戦したいもの」の欄には昆虫や花、ペンギン、野ウサギなどカワイイ系の生き物のほかに、ドラゴンやスピノサウルスといったさらに難易度が高そうなものを書かれた方もいらっしゃいましたよ! でも今回展示された先生方の作品を見たら作ってみたくなっちゃいますよね😁 ちなみに取材担当の私はカモちゃんとブタさんに一目ぼれしました。見た目がふっくらとした作品には惹かれますね。(ひっくり返してお腹側から見るのもまたカワイイんですよ!)
親切丁寧に教えてくださった加茂先生、田中先生、開催にあたりご協力いただいた きしわだ自然資料館さま、そして参加していただいた受講様のみなさま、まことにありがとうございました🙌